死神

いつも感覚というものには驚かされる。私は食べることが大好きで、美味しいものをいつも食べたい。なので料理にも力が入る。自分の誇れるところはあまりないが、まぁまぁ嗅覚と聴覚が優れていると思う。特に料理は嗅覚でする。ブロッコリーはどこまで美味しく煮れて、95歳の父に食べやすく出来るか、というのも鼻が教えてくれる。あの香りなのだ。あの香りがする時に火を止めて30秒、というのがお決まりのコース。私の料理の師匠が「料理は科学」と言っていた。まさにその通り。早くても遅くてもイケナイ。

 

最近、めっちゃ注目しているアーティストがいる。感覚とセンスが凄い。彼の名前は 米津玄師。「死神」という曲にどハマりしました。曲がまず好き。曲の構成もしっかりしていると思う。そしてなぜこの歌詞なのかがとても気になり落語の「死神」の事だったというのが判明。すぐに立川談志師匠の落語を聞いた!落語ってこんなに面白くて楽しくして凄いものだったんだ!と驚喜した。考え尽くされ、経験と余裕が会場を爆笑の渦に巻き込む!凄い!もっと日本に近づきたくなった。そしてもっと日本語にハマりそう。とにかく面白いから見ていただきたい。以後、めっちゃ日本の素晴らしい本を読み漁ってます。日本人として生まれてきて幸せです。

 

立川談志師匠「死神」

https://www.youtube.com/watch?v=S3e8ffD1Swo

最初の10秒で持ってかれました。流石です。

 

米津玄師

https://www.youtube.com/watch?v=8nxaZ69ElEc&list=RD8nxaZ69ElEc&start_radio=1

曲途中からのホール&オーツの曲のリズムボックスみたいなのがまたイキで👍