11月20日祖師谷大蔵カフェ・ムリウイでライブです!
ギターの加藤崇之氏とは3回目、パーカッションの藤ノ木みか氏が前回からこのトリオで叩いてくれることになったので一応vol.3と今回のライブを命名してみました。とにかく昔からずっと演奏してみたかった曲をプレーします。トリオというのは一人一人のプレ一を存分に表現出来るんではないかと、とても好きな形なのです。
加藤崇之氏との出会いは、市川駅北口近くの大門通りにあった「りぶる」という店。りぶるとは、アドリブるという意味だと須田さん(りぶるのオーナーだった方)にさらっと説明され、なるほどニヤリとしてしまった。イカした彼のセンスがうかがえる。そこで加藤氏は「渦」なる、ど迫力フリーギターを弾いておられて、それは宇宙規模の芸術だったのでタマげました。とにかく暗い店が宇宙となりグルグルと回りだす。その中心にいたのが加藤さんたったお一人。まぁなんと驚くしかなかった。とにかくカッコ良いのだ。それからずっと加藤さんファンの私は、彼がブラジル音楽好きだとも聞きつけ、舞い上がった。いつか一緒に演奏していただけたら、とその頃からの夢でした。
それから、藤ノ木みか氏との出会いもこの店「りぶる」でした。彼女は小野リサさんよりもずっと早くからポルトガル語で歌い私の前に現れたのでした。ワンノートサンバを小粋に歌う彼女の自然さに惹かれ、今に至ります。結局、「バンダ・カシッキ」とこの「サンバレント」に参加してもらっています。この強靭なお二人との演奏が私の力となり肉となっています。
日本でありがちなブラジル音楽、すなわちボサノバ?っていうのは無視して、古い渋いサンバを私達の形で築いて行けたら最高です。ちょっと北東部調のオリジナル曲なんかもあったりします。毎回違う真剣勝負のライブです。是非一度は覗きにおいでくださいね!